歓喜に沸くスタンド、抱き合って喜びを爆発させる選手達。
2018年12月31日。全国高校サッカー選手権大会1回戦で秋田県代表の秋田商業高等学校は、三重県代表の四日市中央工業に2−0で勝利した。県勢14年ぶりの勝利は決して偶然ではなかった。
全国最多出場を現在も更新し続ける伝統高の秋田商業高校サッカー部、全国優勝や日本代表も輩出した名門校は本来いるべきステージに戻る為に毎年のチャレンジを繰り返していた。2018年の快進撃はそのチャレンジの繰り返しをやめずに続けた結果だった。その中でキーになったのは2015年に入学した1年生達。彼らのミッションは全国レベルで戦える身体を作ること。地道な筋力トレーニングと毎日の練習前に行うワークアウトを続け、先輩の力も借りながら3年連続で全国高校サッカー選手権に出場した。3年目は神村学園に惜しくも敗れたが、堂々と全国で十分に戦えるチームになっていた。
この年のチームはアスレのスタッフがトレーニングを担当するようになり、初めてフィールドテストの全項目が全体平均を超えることができた。3年計画の努力が実った素晴らしいチームだった。
3連覇の翌年、4年目の選手達は爆発する。
前年同様フィジカルデータの高い選手達は走って走って1試合ごとに成長していった。
四中工、富山第一、龍谷といった強豪に勝ち、県勢32年ぶりのベスト8。国立をかけたゲームの相手は流経大柏高校。結果は0−1の敗戦で惜しくも敗れたが堂々の戦いぶりで大会を締めくくった。
結果は偶然ではなく、努力で結果を必然のものにする。その為にデータを示してクリアすべき目標を設定し、地道にトレーニングを重ねていく。
4年をかけて爆発した選手達は、トレーニングを行うことで強さを身につけて結果を出した。
秋商らしく走り抜いて。
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